職種紹介

入社してからのステップアップの過程を解説していきます。是非ご確認ください。

土木施工技術者

入社してから土木施工技術者として、現場の作業をイチから学んでいきます。
まずは、工事現場で先輩の仕事を間近で見学し、簡単な作業から取り組んでいきます。
現場で作業する道具は、専門的なもので未経験者には馴染みのないものばかりです。まずは道具の名称を覚えることから始まります。次に竹ほうきやスコップを使い、作業箇所を整えたり、合材を拡げたり、機械ではできない細かい部分を掘削したりします。竹ほうきとスコップ作業は技術に際限がありません。基本でありながらどこまでも極めなければならない作業です。
また、測量の手元(補助員)として現場の地形を計測する補助を行い、その後丁張設置を行います。
丁張とは、設計図の位置と高さを地形に落とし込むもので、測量して印をつけた部分に杭を打ち込み、高さを示す位置に板を固定します。これをいくつも作ることで、誰が現場にきても丁張をみれば作業の目安がわかるようになります。
これらの作業をいくつもの現場で経験し、1~2年経つとショベルやローラー等の建設機械の資格を取得します。3年ほど頑張ることでかなりの技術が身に付きます。建設機械の作業主任者になる場合は、更なる資格を取得しなければいけません。機械オペレーターとしてスペシャリストを目指します。
そして、入社してから3~7年経った頃(学歴により個人差があります)、土木施工管理技士の資格を取得し、現場代理人へと成長していきます。

土木施工管理者

土木施工管理者とは、工事現場の主任技術者として現場の施工管理を行う仕事をしています。
新しい工事の契約時に共有いただく設計書をもとに工事を進めていきますが、実際の現場状況とは異なることがあります。
測量を行い、設計書と現場に差異がないか確認し、施工計画書の作成に取り掛かります。施工計画書とは、どのように工事を進めていくのか細かく記載するもので、記載内容は必ず実行しなければなりません。
工種ごとに期間や必要な材料などの記載を含め、実行予算の作成も行います。材料や人工代、機械費等を計算し、利益が出るよう計画を立てます。
計画書が完成すると現場での作業が始められるよう準備をします。材料確保や人員確保、現場ハウス・トイレや安全施設を借りることなど作業の段取りを手配しなくてはならないものが多くあります。
現場作業が開始すると、工程を管理しながら工期内に工事が終わるように調整していきます。時には、予定していた設計より工種の増減がある場合がありますが、施工管理者は変更を加味して原価管理をしながら利益を出せるように工事現場の作業内容を調整していきます。
施工管理者は工事の社長のようなイメージです。現場は施工管理者の意思のもとで動きます。自分自身の力を試せるやりがいのある仕事です。
土木施工管理技士1級・2級を持つ人が現場の主任技術者として施工管理者になることが多いですが、現場経験が10年以上ある人でも現場代理人になることが出来ます。

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